introduction

原発事故の影響で突然の“節電”生活を強いられることになった今年!
地球にとって、家族にとってほんとうに必要なものは何だろう。
便利すぎる生活をやめた、ある家族の、笑って泣ける実験生活が始まった。

2009年サンダンス映画祭で上映され話題になった本作。コリン・ビーヴァンが始めた、“地球にやさしい計画(ノー・インパクト・プロジェクト)”は全米で話題となり、ニューヨークタイムズ、ABCテレビなどアメリカはもちろんフランスなど各国の各メディアの取材が殺到。ブログも頻繁に更新され、その反響は徐々に拡大していった。ブログは1年半の間に1300万アクセスを記録したという。この取り組みをきっかけに映画撮影が同時進行した。

ニューヨークの五番街に住みながら、ごみなし、電気なし、車なし、テレビなし、そして1年間新しいものは何も買わない、という決まりを家族とともに実行することにした。

妻は買い物中毒!

彼の挑戦をさえぎる落とし穴は意外なところにあった。
「Business Week」誌のライターとして活躍している妻のミシェルは大の浪費家だったのだ。買い物好きでコーヒーを1日に何杯も飲まないと気が済まないカフェイン中毒。アウトドアも大嫌いときている。
夫の挑戦に協力するとは言ったものの、家中の化粧品や洗剤、自分の洋服や、家具などを次々と捨てられている様子を見るうちに、全く気が乗らなくなっていき、小さなことに驚いたり怒ったりしてしまう……。

インパクトは大きかった!

季節は真夏。過酷な暑さの中で、彼と家族はどのように暮らしていったのか。
そして、妻と幼い娘との暮らしには、季節を重ねてどんな変化が訪れたのか。
ビーヴァンは「MSNが選ぶ2007年の最も影響力の大きい男性10人」の1人として名前があがり、ブログ No impact man(http://noimpactman.com/)は雑誌「TIME」が選ぶ環境に関する世界の注目ウェブサイトでTOP15に挙げられた。
都会で、素人が究極のエコ生活を送るという、できそうでできない不便な生活への挑戦は、新しい発見の連続。
その結果、本人たちも想像し得しない新境地にたどり着く。
アメリカで賛否の渦を巻き起こした、小さな家庭から始まる壮大な実験生活が私たちに教えてくれるものは?

公開情報

10月8日(土)、新宿武蔵野館・ヒューマントラストシネマ有楽町他 全国順次公開